だんだん暖かくなってきて春到来ですね♪
みなさんお花見には行かれましたか?
さて今回はカラーについてです
ヘアカラーは、乱暴な言い方になりますが、カラー剤の中に含まれるアルカリによってキューティクルをこじ開け、染料を内部に入れていきます
アルカリにさらされた髪は本来の弱酸性からアルカリ傾き、その後しばらくそのままの状態が続きます
つまりキューティクルは開いたままで日常を過ごすことになります(←ここが注意点!)
また活性酸素もカラーが終わった後も髪や頭皮に残りがちです
活性酸素とはカラーが発色するのに欠かせない役割があるのですが、カラー後も髪や頭皮に残りやすくダメージの原因になってしまいます
この状態のときに過度な熱や摩擦、洗浄によって髪の中の染料が抜け出してしまいます
いわゆる色落ち、褪色ですね
髪の中の間充物質も流れ出てしまうのでパサつきや枝毛の原因になってしまいます
ホームカラーの場合、キューティクルを落ち着かせる工程はないですから色落ちやダメージがサロンカラーに比べ大きいと思います
よくトリートメントが付属されているホームカラ―もありますが、あれは違います
あれは髪の手触りをよくするものであって(いわゆる被膜)、アルカリや活性酸素を取り除くものではないと思います
当店ではカラーを洗い流す際に髪の中の余分なものを極力取り除き、キューティクルに負担をかけない程度に引き締めていきます
完全に弱酸性に戻してしまうと髪の中に残ったわずかな不要物を残したままキューティクルが閉じてしまいダメージの原因になってしまいます
カラーリングをした日から3〜5日かけてゆっくりキューティクルを閉じていくのが好ましいと思います
目に見えてその違いがわかるわけではないのですが、お客様からパーマとカラーを繰り返していても髪の傷みが少ないという声をよくいただきます
プロである以上、髪の中に余分なものを残さずお手入れがしやすい状態にすることが大切だと思います
そうすることで繰り返しデザインが出来る髪になるかと思います
もちろんそれ以外にも大切なことがありますが、また後日(^^♪
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